2000年 天文現象
    年    組    番(                       )

2000年最初の流星群

 2000年最初の流星群は、しぶんぎ座流星群(りゅう座ι〔イオタ〕流星群)です。
 出現期間は1月1日〜1月5日(極大1月4日)

 毎年年末から1月上旬にかけては、8月のペルセウス群、12月のふたご座群とともに3大流星群の1つに数えられている しぶんぎ座流星群 が活動します。この流星群の放射点はりゅう座とうしかい座の境界付近のあまり明るい星のない領域にあります。流星群の命名法にしたがえば、放射点にいちばん近いりゅう座ι(イオタ)星の名を取ってりゅう座ι流星群となるところですが、この流星群が初めて観測された19世紀はじめには、ここにフランスの天文学者ラランドが作った壁面四分儀座という星座があったことから、現在でもこの名称で呼ばれています。もちろん、この星座は現在ではもうありません。
 このしぶんぎ座流星群は、活動期間が10日間程度と短く、しかも活動のピーク幅も狭いため、極大の時間帯を逃すと極端に出現数が減ってしまうという、出現数の変動がひじょうにはげしい流星群です。この流星群の活動がわかる程度の出現がみられるのは極大日をはさんだ前後1日、活発な活動が見られるのは極大付近の数時間に限られます。
極大は4日14時30分ごろと20時ごろにあります。
 4日早朝は1時間あたり10〜20個程度、4日深夜にはこの流星群を特徴づける長大流星が多数見られるかもしれません。
 極大が予想されている時間帯の放射点は、東京では地平線下に沈んでいるので、顕著な出現は見られそうにありません。放射点が地平線上に現れる23時ころから観測を始め、このころ天頂付近を中心に観測します。時間とともに、ぎょしゃ座→ふたご座→おおぐま座→うしかい座のように放射点に近く、位置の高く見やすい星座に視野中心を移します。

 2000年1月4日 20:00の星空(放射点は地平線の下)


日付 曜日 2000年のおもな天文現象(流星群)
 1月 4日 りゅう座ι流星群が極大
 4月22日 こと座流星群が極大(出現期間4/16〜4/25)
 5月 5日 みずがめ座η流星群が極大
 8月12日 ペルセウス座流星群が極大(出現期間7/20〜8/20)
10月 8日 りゅう座γ流星群(ジャコビニ流星群)が極大(出現期間10/8〜10/9)
10月21日 オリオン座流星群が極大(出現期間10/10〜10/30)
11月 3日 おうし座流星群の南群が極大(出現期間10月中旬〜11月末)
11月17日 しし座流星群が極大(出現期間11/15〜11/22)
12月14日 ふたご座流星群が極大(出現期間12/7〜12/18)
12月22日 こぐま座β流星群が極大

その他の天文現象
1月1日元日(初日の出 札幌7:06 東京6:50 大阪7:05 福岡7:23)
1月3日14:18 地球が近日点通過(0.9833215AU)
2月15日10:15水星が東方最大離角(18°08'.9、光度-0.5等、視直径7".1)
3月20日16:35春分(太陽黄径0°東京日の出5:45 日の入17:53)
3月29日6:13 水星が西方最大離角(27°49'.5、光度0.3等、視直径7".5)
6月9日22:32水星が東方最大離角(24°02'.5、光度0.6等、視直径8".2)
6月11日20:08金星が外合(以降、金星が宵の明星、夕方の西天に移る)
6月21日10:48夏至(太陽黄径90°東京日の出4:25 日の入19:00)
7月4日8:51地球が遠日点通過(1.0167411AU)
7月16日22:56皆既月食(全国で見られる)
7月26日 リニアー彗星が近日点通過
7月27日18:16水星が西方最大離角(19°47'.9、光度0.3等、視直径7".7)
8月21日18:52水星が外合
9月23日 2:28秋分(太陽黄径180°東京日の出5:29 日の入17:37)
10月6日19:19水星が東方最大離角(25°30'.9、光度0.0等、視直径6".7)
10月30日8:36水星が内合
11月15日14:22水星が西方最大離角
12月21日22:37冬至(太陽黄径270°東京日の出6:47 日の入16:32)
12月26日2:14水星が外合
2001年1月10日5:21 皆既月食(全国で見られる)